金化 勝利展望台
2012年4月19日(木)
この日も朝8:45に、あむさんがお車で
迎えに来てくださいました。
毎回ありがとうございます。
車で走ること40分ほど、金化(キマ)に着きます。
そこから20分ほどで金化 勝利展望台の受付に着きました。
あむさんがチケットを買ってくださいました。
定刻になると案内人の方が連れて行ってくれます。
車で後を追うこと10分、念願の勝利展望台に到着しました!
黄色の上着を着た引率のおばさま(アジュマ)が
後でとんでもないことをのたまうとは
あむさんと私はこの時思いもしなかったのでした。
展望台によって色々なのですが、
ここは写真撮影ダメと言われなかったので
バシャバシャ撮りました。
そもそも軍人さんがいませんでした。
金網の向こうはDMZ、民間人立ち入り禁止区域です。
建物は韓国側のGP(監視所)です。
中の資料館に入りました。
地図の模型があります。
勝利展望台はSeungri Observation Platformというんですね。
展望台に入りました。
展望台で向こうをずっと見ていたら
引率のアジュマとお話ししていたあむさんが突然笑い出しました。
私:あむさん大笑いして、どうしたんですか?
あむさん:「弟さんが日本から来たのですか?」と言われたんです。
あむさんは私より8歳お若くいらっしゃるのですが、
私があむさんの弟と見えたそうです。
アジュマは外人さんですし、感覚が違うのでしょう。
笑わせていただきました!
とか何とか言いながら、
すっかり気を良くした私は引き続き北朝鮮を見学しました。
向こうは近くて遠い国北朝鮮です。
望遠鏡を使うと北朝鮮人民も見えました。
朝鮮戦争で使われたミサイルなど兵器。
軍服などの展示。
一生懸命に来た金化展望台とももうお別れです。
見学時間は正味30分くらいでしたでしょうか。
引率のおばさまはいつも見ているからか、
結構速攻で引率されるのです。
金化展望台の全体像はこんな感じです。
金化展望台はこれで終わりです。
車に乗って、流れ解散です。自由というかテキトーというか
大陸文化ですね。
これから華川(ファチョン)の七星展望台(チルソンオブザーバトリー)に向かいます。
華川は32キロ、ここから40分くらいです。
因みに、72キロと書いてあるのは春川(チュンチョン)です。
あの冬のソナタ(冬ソナ)の舞台です。
冬ソナのロケは結構ソウルでやってるんですよ。
高校はソウル中央高校ですし、
ユジンの家もソウルにありましたし。
(→今は取り壊されて石垣しかありませんが)
私は冬ソナの大ファンでもあるので、ぜひ春川見学もしたいものです。
「ようこそ、華川へ」
走ること40分、華川郡に着きました!
例の道路封鎖のための軍事施設です。
あむさんの車でこのようなくねくね道を登ってきました。
近くにあった、おそらく慰霊碑。
七星展望台に行く前に、華川の街でお昼ごはんをいただきました。
メインのチョングッチャン(納豆スープ)の写真を撮るのを忘れました。
これ、切り干し大根ごま油和えです。
とてもおいしくておかわりをしました。
華川から検問所へ向かう途中。
検問所に着きました。
特別警戒中だったらしく手続きに時間がかかりました。
七星展望台(チルソンオブザーバトリー)に到着しました。
ここは軍人さんがいて写真撮影が厳しかったです。
地図を撮ることは許可してくれました。
私に北朝鮮軍人を見せてくれようと、
北朝鮮GPを探してくださる軍人さん。
北朝鮮GPを望遠鏡で見せてもらいました。
その時、バスケットボールのゴールが置いてありました。
北朝鮮軍人もバスケをするんですね。
北朝鮮軍人が歩いていることも確認できました。
華川(ファチョン)は朝鮮戦争の時、激戦地だったのです。
4月25日に激戦があったという碑です。
多分「七星展望台(チルソンチョンマンデ)」と書いてあります。
最後に、軍人さんと写真を撮りました。
私が片手に持っているのは
軍人さんからもらったおみやげ(とうもろこし茶)です。
とても美味しかったです。
念願の七星展望台調査が終わりました。
この坂を下りてきました。
自転車でも申請すれば許可くれそうですが
車でないととても無理です。
途中、戦車の列に当たります。
戦車はとても遅いので、
一台一台追い抜いていきます。
これで私はソウルに帰ります。
あむさんは近く(と言っても結構遠い)の
ワスリの高速バスターミナルに送ってくださいました。
ここでチケットを買います。
高速バスと他の所へ寄っていくバスがあるのですが
所要時間が大分違うので高速バスを選択した方が良いです。
運賃表です。
ワスリ発時刻表です。
あむさんとはここでお別れしました。
3日間のお付き合い本当にどうもありがとうございました。
あむさんツアーのおかげで、普通なら行けないような所へ
日本人が行くことができました。
乗車券です。
乗ること1時間20分でソウルの江南(カンナム)バスターミナルに着きます。
私が2年前に束草からバスに乗った時
到着したバスターミナルと同じでした。
駅で言うとここです。
これで今回の展望台調査は終わりでございます。